Boeing B-29スーパーフォートレス爆撃機 エノラゲイ
・B-29 ・エノラゲイ ・Youtube ・B29画像 ・スミソニアンB29
B29は第2次世界大戦に参加した4発大型爆撃機中、最優秀だったことは歴史が認める事実であり、超空の要塞である。
その傑出した性能、重武装、大搭載量などがあるが、B-29が当時の各国同種機と比較して桁違いに優れた技術の結晶であった。
B-29が日本に落とした爆弾量は17万トンで他の米爆撃機が落とした量の2.5倍になる。この数量には焼夷弾は入っていない。
1945年3月9日には東京都江東区域を爆撃して8万人以上の犠牲者を作った。初飛行は1942年9月21日で終戦までに4,000機が生産された。
エノラゲイ B-29-90-BW 製造番号:44-86298.
この機体は1945年マリアナ諸島テニアン島を発進し、原子爆弾‘リトルボーイ’を広島に高度9,600mから投下し、43秒後に核爆発し159,000人がやけど、、外傷や急性放射線障害により死亡した。
現在はワシントンD.C.のスミソニアン博物館103号室に展示されている。
B29 エノラゲイ
エノラゲイの機首正面。ガラス窓の内側に有名なノルデン照準器が装着してある。
エンジンはライト社 R-3350-21型エンジンが4基。 2タイプのB-11ターボ過給機を装着している
。
プロペラブレードに氷が張り付くのを防ぐため融氷液(AN-F-13イソプロピルアルコール)が各プロペラの前縁に沿って流される。
ドラゴン 1/144
参考文献:B-29操縦マニュアル 1999年